東京オリンピック等に向けて日本でも禁煙の波が更に大きくなってきました。禁煙をしたいと思っている方はチャンピックスの使用がおすすめです。ひたすらに我慢するだけの禁煙方法とは違い、チャンピックスはニコチンの離脱症状を緩和しつつ禁煙が出来るので無理のない禁煙が出来ます。

ブプロンSRはザイパンのジェネリック禁煙補助薬

うつ病

ブプロンSRは、禁煙補助薬ザイバンのジェネリック医薬品で、主成分には同じブプロピオン(bupropion)が配合されています。
ちなみに、ブプロンSRの先行医薬品のザイバンは、元々は抗うつ剤として開発されたものです。
このために、一般的な禁煙アイテムのようにニコチンは含んでいませんが、自然とタバコを服用したいという気持ちがなくなるという効果を発揮するために、禁煙するために使用されるようになっています。

なお、ブプロンSRの主成分ブプロピオンは1969年に発明されたもので、1974年には早くもアメリカより特許が承認されています。
そして、1985年の12月30日にはFDAから抗うつ薬としての認可を受け、ウェルブトリン(Wellbutrin)という商品名で販売されることになります。
その後、禁煙時に生じる気分の落ち込みやストレスを防ぐ効果があるということで、ニコチン置換薬以外では初めて禁煙補助剤としてザイバン(Zyban)という名前で1997年にFDAより認可されています。

ちなみに、ブプロピオンの作用機序は、動機・不安・恐怖などに深く関与しているドーパミン(dopamine)やノルアドレナリン(Noradrenalin)などの神経伝達物質の再取り込みを阻害するというものです。
これにより、これらの濃度が高い状態が維持されるので意欲や集中力が高まり、禁煙鬱などと呼ばれる気分の落ち込みを改善します。

また、ブプロピオンは徐放性製剤なので体内での放出が遅く、服用する回数が少なくて済むというのも特徴です。
さらに、血液中の有効成分の濃度が長期間均一に保たれるので、身体への負担も軽く副作用の心配もほとんどありません。
一応報告されているものとしては、神経系の障害・関節痛・不眠・眠気・口のかわき・嘔吐・便秘などです。
ブプロンSRを服用した際に、これらを含めて何か異変を感じた場合は、速やかに医師の診断を受けるのが適当です。

ジェネリックなのでザイバンよりもリーズナブル

ブプロンSRは、インドのムンバイに本社を置く「SunPharmaSikkim」という製薬メーカーが提供しているザイバンのジェネリック医薬品です。
添加物の種類や製造方法には違いがあるので、ザイバンと全く同じ薬というわけではありませんが、主成分には同じブプロピオンを配合しているので、適応症に関しては同様の効果を期待できます。
つまり、タバコを吸いたくなくなるという効果に関しては、ザイバンと同じということです。

また、ジェネリックということから値段についてはザイバンよりも圧倒的にリーズナブルということもこの禁煙補助薬の魅力です。
具体的には、ザイバンの150mgが60錠5,000円前後が相場なのに対して、ブプロンSRは150mg100錠を4,000円程度の値段で入手することが可能です。
これを1錠当たりの値段に直すとザイバンが約83円で、ブプロンSRはこの半額未満の約40円です。

なお、ブプロンSRの利用方法は、タバコを止めようとしている日から数えて1週間前に服用をスタートして、最初の3日間は1日に1回150mg錠1錠を服用します。
そして4日目からは150mg錠を1日に2回服用します。
この間はタバコを吸っても構いませんが、8日目からは完全禁煙がスタートとなります。

この後は、150mg錠を1日に2回のペースで服用し、9週間で終了するのが基本的な使い方です。
ちなみに、ブプロンSRを服用してから7週間が経過しても禁煙できない場合は、体質にあっていないということで服用するのをやめることが推奨されています。
また、禁煙補助薬の中には他のものとの併用は禁止されているケースが少なくはありませんが、この禁煙補助薬の場合はニコチン代用品治療と一緒に使用しても大丈夫で、ストレスを減らすなどの効果を見込めます。